寄せて引く波を見つめて [日記]
小矢部のタワーから初日の出を見ようと朝早く出かけました。
予報を見るとほぼ曇りで、午後一時的に晴れる模様。
運が良ければという気持ちで人が少なくなったタワーの展望台へ行くと
半分程お日様が顔を見せてくれました。
それから能登方面へ初詣に
神社の敷地にある古木には〝サルノコシカケ”
お参りを済ませ、ここ数年恒例になっている「海天ずし」へ行っておいしい握りずしを味わいました。
午後には青空が広がったので、
こんなにいい機会はないと能登の海岸で美しいサンセットを撮ろうということになり
日没まで時間があるのでイオン河北店で映画鑑賞。
まだ少し余裕があったので娘の用事を済ませるため金沢へ。
金沢から再びのと里山海道を北上している間に非情にも土手のような雲が海面を覆っていき
高松SAに着くころには水平線辺りはお日様はすっかり雲のむこうに隠れてしまっていました。
諦めて帰ろうとしたら
娘がスタスタと海岸へ降りて行くので、仕方なくついて行くと
引く波に美しい残照が・・・
寄せて
引く波
私達が海岸に降りる前から波打ち際にたたずむ若い男性がいました
闇が近づいてきたので私たちが立ち去ろうとしても
ずっと立って海を見つめています。
何かするのでは・・心配になって何度も何度も振り返って見てしまいましたが
彼は、本当に暗くなる寸前にやっと踵を返したのでホッと一安心。
私たちは家路につきました。
昨日は急に思い立って竹野内豊主演の映画『人生の約束』の舞台となった新湊へ行って
出演者たちがおいしいと絶賛したと言うカレーを食べに行きました。
着いたのは2時過ぎ、なのに
この時刻でも「予約でいっぱい」だそうで
空いたら電話で知らせてもらう約束をして
せっかくだからと海岸まで散策をすることにしました。
笑福亭鶴瓶や江口洋介が番組の中で歩いたようにブラブラと。
ここでも海を見つめる若者がいました。（実際は釣りをしていたのですが）
広い広い水平線を見て命の洗濯
再び赤い橋を目指して戻りましたが
まだ電話はかかってきません。
橋の上から水面を眺めていると
風に押されるのかさざ波が模様を作るように上ってきます。
鴨？それにしては顔が細長い
後で図鑑で見たら「アジサシ」の仲間のようです。
また違う鳥が
これは「鵜」のように見えました。
2時間も待って、あと10分待って電話がこなかったら帰ろうと話していた時
ようやくお呼びがかかりました。
こんなに待てたのも1月とは思えない暖かさのおかげ。
店内に入ってやっとカレーが食べられると思ったら・・
可愛い店員さんが心から申し訳ないといった風情で「もうないんです・・」
このお店の人気メニューの「サンドイッチセット」で我慢。
野菜やその他材料にもこだわっているせいか
どのお客さんも注文から３０分以上も待たされます。
「このお店には気の短い人は来たらあかんね」と帰りの車中で、
「今度来るときは絶対に予約して、席も指定して、カレーも予約して、平日に」とも。
あれだけ待たされて、帰りはすっかり夕闇に包まれたけど
また来たいと思わせる不思議な雰囲気の町でした。
映画の予告で見たそのままのお店
築80年の、元は畳屋さんだったという建物です。
たまにぶらっと家を出てみるのも良いですね。
カカはほとんど娘と一緒に外出です。
自分と一緒するのは外国旅行の時ぐらい。
海のある風景、画材としてはとても良いですね。
by Baldhead1010 (2016-01-05 04:33)
＞Baldhead1010さん
足腰が少し良くなってこれだけ歩けるようになりました＾＾
母娘の中に入れてもらえたらいいですよね～
努力努力（笑）
波や雲、同じ形二度とはありませんから
見ていて飽きません。
周りを海に囲まれている日本に生まれて幸せです。
by barbermama (2016-01-05 16:31)
カレーはね、自分ちのが一番美味しいのよ。
by koto (2016-01-07 23:45)
＞kotoさん
他所のも食べて勉強するの。
by barbermama (2016-01-08 11:23)